
レストランでワイン選びを手伝ってくれるソムリエのように、投資の手助けをすることをコンセプトにした投資信託が「投資のソムリエ」です。アセットマネジメントOneが運用するバランス型の投資信託で、モーニングスターの「Fund of the Year 2020」で安定資産型部門の最優秀ファンド賞に選ばれるなど、注目を集めてきました。この記事では、投資のソムリエの仕組みと評判を、中立的な立場で紹介します。なお、このサイトは運用会社や販売会社とは関係ありません。
仕組み
投資のソムリエは、国内外の債券、株式、REIT(不動産投資信託)などに分散して投資し、市場の状況に応じて資産配分を変えるタイプのファンドです。基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えることを目標にしていることが特徴です。
メリットとして挙げられる点
評判の中でよく挙げられるのは、リスクを抑えながら長期的に安定した運用を目指している点です。値動きの幅を一定程度に抑えることを目標にしているため、株式だけに投資するファンドと比べると、大きな値下がりは起きにくいとされています。
コロナ禍の初期にも、基準価額の変動は株式市場ほど大きくはありませんでした。また、信託財産留保額や解約手数料がかからない点も評価されています。
デメリットとして挙げられる点
一方で、購入時手数料(販売手数料)は販売会社によって異なり、上限は3.3%(税込)とされています。ネット証券など、購入時手数料がかからない販売会社もあるため、事前に確認するとよいでしょう。また、運用管理費用(信託報酬)がやや高めである点は、投資のソムリエの評判を下げる要因として挙げられることがあります。
リスクを抑える設計のため、大きな値上がりも期待しにくく、いわゆるローリスク・ローリターンを目指すタイプの投資信託と言えます。また、2022年のように株式と債券が同時に下落する局面では、安定型のバランスファンドでも基準価額が下がることがあります。
保有を考えるときの確認ポイント
投資のソムリエを保有すべきかどうかは、人によって答えが違います。判断の前に、次の点を自分で確認しておきましょう。
- 目論見書と運用報告書:投資対象、目標とするリスク、過去の運用実績、コストを確認します。
- コストの総額:信託報酬は毎年かかるため、長く保有するほど影響が大きくなります。同じようなタイプのファンドと比べてみましょう。
- 自分の目的との相性:値動きを抑えたいのか、より高いリターンを目指したいのかによって、適したファンドは変わります。
投資信託とETFの違いは株式 投資 信託とETFの違い、投資戦略と種類もあわせて参考にしてください。
※この記事は投資に関する一般的な情報を提供するもので、特定の金融商品の購入や売却を勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身で行い、必要に応じて金融機関や専門家に相談してください。

