株式投資

長期投資と短期投資の考え方:保有期間で何が変わるか

株式投資は保有期間によって考え方が大きく変わります。短期の値動きと長期の企業価値の違いから、保有期間の考え方を整理します。

硬貨を積み上げた瓶から芽が伸びる様子

株式投資をするうえで、投資の期間について考えたことはありますか? 投資の期間とは、株を買ってからどのくらいの期間保有し、利益を目指すかということです。株式投資は、大きく分けて短期の投資と長期の投資に分けて考えることができます。

長期投資が選ばれる理由

株式投資では、保有する期間が長いほど、判断の難しさが下がる可能性があるとよく言われます。短期の株価は、その株の需要と供給によって大きく動きますが、長期では会社の業績や財務状況が株価に反映されやすいと考えられているためです。

また、長期で保有して配当を受け取り、それを再投資することで、複利の効果が期待できることも長期投資が選ばれる理由のひとつです。ただし、長く持てば必ず利益が出るというわけではありません。業績が悪化して株価が戻らない企業もあります。

短期投資が難しい理由

先に述べたように、短期の株価は需要と供給に左右されます。そのため、大手の機関投資家の売買や、株式市況全体の動き、突然のニュースなど、さまざまな要素が絡み合い、予想が難しくなります。売買の回数が増えれば、手数料や税金の負担も増えます。

一方、長期では会社の財務状況が大きな要素となります。会社の財務状況は、四季報や会社が公開するIR情報から分析することができます。

保有期間を決めるときに考えたいこと

  • お金を使う時期:数年以内に使う予定のお金は、値下がりしたときに回復を待てないため、株式での運用には向きにくいとされます。
  • 値動きへの耐性:保有中に大きく値下がりしても売らずにいられるかを、事前に考えておきましょう。
  • 投資の目的:老後資金のように時間をかけて準備するお金なのか、短期の値上がりを狙うお金なのかで、適した方法は変わります。

長期の資産形成に使える制度については新NISAの基本の記事で紹介しています。

※この記事は投資に関する一般的な情報を提供するもので、特定の金融商品の購入や売却を勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身で行い、必要に応じて金融機関や専門家に相談してください。